ハーレクイン・シリーズ
別居して1年近く、ジョアンナは離婚について話し合うため、 大富豪の夫マットの屋敷を訪ねた。 彼への愛情などもう残っていないと思っていたのに、 再会するなり、思いがけず胸の高鳴りを覚えたジョアンナは、 自分を叱りつけた。騙されてはだめ。彼の酷い仕打ちを忘れたの? 二人の話し合いはしだいに熱を帯び、抑圧された情熱が炎となった。 翌朝、マットのベッドで目覚めたジョアンナは動揺して逃げだすが、 やがてさらなる動揺が彼女を襲う──妊娠していたのだ。 だが、時すでに遅し。マットは新天地へと旅立ち、連絡も途絶え……。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年01月05日
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- 著者
- アン・メイザー
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- 訳者
- 深山咲
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年12月15日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13298-7
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- 書籍番号
- R-3298
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モニター
愛が深いほど、裏切られたと思う心の傷も深いということでしょうか。愛する夫の言葉に耳を貸さず、誤解したまま頑なな態度を続けるヒロインを、初めは好きになれませんでした。真実を知り、やっと素直に愛を口にすることができてよかったです。物語はテンポよく進み、字も大きくて読みやすかったです。
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モニター
遅れてしまったタイミング。読んでいて、そこで引かないで! もうちょっと粘って! と言いたくなる部分もありました。それに対して姉ソフィーのタイミングの良さが素敵です。タイミングって大切ですね。初めの方のマットのジョアンナに対するベタ惚れな感じが幸せでした。
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アラベスク
マットとジョアンナ、二人ともじれったいくらい素直じゃないから読んでいてとてももどかしくなりました。愛してるの一言がなかなか言えない。でも妊娠をきっかけに二人の間の感情が徐々に近づいてくれてよかったです。義母の存在は少々うんざりでしたけど…。でも最後は素敵なハッピーエンドなので安心して読めました。
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miaka
アン・メイザーの作品は、ドラマティックなところが好きです。もう少し紆余曲折の末のハッピーエンドがよかった。個人的には、ヒーローのお姉さんにもっと活躍してほしかったです。
イングランド北部の町に生まれ、現在は息子と娘、2人のかわいい孫がいる。自分が読みたいと思うような物語を書く、というのが彼女の信念。ハーレクイン・ロマンスに登場する前から作家として活躍していたが、このシリーズによって、一躍国際的な名声を得た。他のベストセラー作家から「彼女に憧れて作家になった」と言われるほどの伝説的な存在。