ハーレクイン・シリーズ
一人にさせないで
ある夜、ピッパは車の接触事故に巻き込まれてしまう。 対向車から降りてきた男性を見て、彼女ははっと息をのんだ。 ランダル! ピッパの胸が疼いた──もう4年も経っているのに。 彼は当時勤めていた会社の社長で、ピッパは彼を心から崇拝していた。 妻子がいると知ったのは、彼に恋をしていると悟ったあと。 罪悪感に苛まれたピッパは即座に会社を辞め、姿を消した。 彼は逃げ出そうとしたピッパを追いかけてきて言った。 「ぼくはもう、結婚していない」 いいえ、違うのよ──ピッパは皮肉な運命を呪った。 ランダルを忘れるため、別の男性の求婚を受けたばかりだったのだ。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年11月20日
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- 著者
- シャーロット・ラム
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- 訳者
- 高木晶子
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年11月02日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-58077-1
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- 書籍番号
- K-508 (初版R-1771)
第2次大戦中にロンドンで生まれ、結婚後はイギリス本土から100キロ離れたマン島で暮らす。大の子供好きで、5人の子供を育てた。ジャーナリストである夫の強いすすめによって執筆活動に入った。2000年秋、ファンに惜しまれつつこの世を去った。ハーレクイン・ロマンスやハーレクイン・イマージュなどで刊行された彼女の作品は100冊以上にのぼる。