ハーレクイン・シリーズ
ボスに気をつけて
ひそかに憧れていた男性の婚約パーティーに出席することはソフィーにとって、まさに拷問だった。 だからクールな上司ガイに会場から連れ出されたときもソフィーは逆らわず、家まで送ってもらった。 これまでガイがソフィーに興味を示すことはなかったが、 今日はいつもの彼とは違う。 成り行きとはいえ、秘書であるソフィーの寝室にまで入りこみ、 迫ってきたのだ──こんなときは、慰め合うべきだと言って。 ソフィーは催眠術にかかったようにうっとりとして目を閉じ、 彼のキスに応えてしまい……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年08月20日
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- 著者
- シャーロット・ラム
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- 訳者
- 小林町子
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年08月08日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-55410-9
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- 書籍番号
- PB-210 (初版R-1084)
読者レビュー
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モニター
〈強引なあなた〉と銘打った第2弾ということですが、序盤こそガイは強引に迫ってみたものその後は・・・。ソフィーが他の男性と親密そうに話したり夕食に誘われれば嫉妬むき出しでどこが強引なの! と突っ込んでしまいました。これに気付かないソフィーの鈍さにガイが可哀想なくらい。逆にソフィーに声をかける男性たちの方が強引かも? ヒーローとヒロイン以外にもカップルが出てきて登場人物が多い作品だと思いましたが、初版は〈テムズ川恋のゆくえ〉という6部作として刊行されていたと知り、納得。
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モニター
普段は冷静でしっかりした秘書のヒロインが、食らいついたら離さないしつこいヒーローに翻弄されて感情的になってしまうところが読んでいて嬉しくなってしまいました。諦めないヒーローって好きなんです(笑)。
第2次大戦中にロンドンで生まれ、結婚後はイギリス本土から100キロ離れたマン島で暮らす。大の子供好きで、5人の子供を育てた。ジャーナリストである夫の強いすすめによって執筆活動に入った。2000年秋、ファンに惜しまれつつこの世を去った。ハーレクイン・ロマンスやハーレクイン・イマージュなどで刊行された彼女の作品は100冊以上にのぼる