ハーレクイン・シリーズ
涙のバージンロード
キャピーは幼いころに両親を亡くし、今は動物病院で働きながら、 怪我で半身不随となった兄とつましい生活を送っている。 ある日、車の衝突事故に巻きこまれたキャピーは、 その場に偶然居合わせた院長のベントリーに救われて、驚愕した。 いつも気難しく、キャピーにはとくにきつく当たっていた彼に、 こんな心優しい一面があったなんて……。 それ以来、互いの家を行き来するようになった二人は距離を縮め、 キャピーはベントリーとの結婚さえ夢見るようになった。 ところが翌週、突然別人のように冷淡になったベントリーから、 キャピーは耳を疑う言葉を浴びせられる。「君はくびだ。出ていけ」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年08月05日
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- 著者
- ダイアナ・パーマー
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- 訳者
- 霜月桂
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年07月20日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-90499-7
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- 書籍番号
- K-489 (初版D-1500)
読者レビュー
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モニター
過去の悲惨な出来事のせいで恋愛に背を向けていた二人が、少しずつ心を通わせてようやく明るい未来が見えたと思った時に、ヒーローが態度を一変させてしまいます。それまでほのぼのとした気分でヒロインを応援していたのに「どうしてそうなっちゃうの?」とヒーローに言ってやりたくなりました。でも、それだけヒーローが持っていたトラウマが大きかったんですね。けなげに頑張るヒロインが最後は報われてほっとしました。
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まあき
涙。兄弟愛とヒロインの純粋さ、周りを取り囲む人達の言動に虜になりました。ダイアナさんは好きな作家です。より一層ファンになりました。ぜひ読んでください。
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カズー
ダイアナ・パーマーらしからぬ優しいヒーローです。その代わり元カレの酷いこと。暴力やストーカー行為で捕まっても、いつ出所してくるかとびくびく毎日過ごす事はどんなにか恐怖でしょう。「僕がきみを守るよ」大好きな人から私も言われてみたい! あと親日家のダイアナさん、日本のいいところを沢山書いてくれてありがとう。
シリーズロマンスの世界で今もっとも売れている作家の1人。各紙のベストセラーリストにもたびたび登場している。かつて新聞記者として締め切りに追われる多忙な毎日を経験したことから、今も精力的に執筆を続ける。大の親日家として知られており、日本の言葉と文化を学んでいる。ジョージア州在住。