ハーレクイン・シリーズ
好きでもない年上の婚約者との結婚式を目前に控えたエマは、エキゾチックな容貌の富豪ミゲルに窮地を救われ、心を奪われた。そして愛なき結婚の前に最初で最後の自由を味わいたくて、ミゲルとのデートに。だが、それを知った婚約者の差し金で彼は大怪我を負わされてしまった。激怒したミゲルに脅され、エマは形だけの花嫁になる。
“情熱のないお堅い女”──元夫に与えられたそんな汚名を返上しようと、ベサニーは傷心旅行でローマへの一人旅を敢行した。現地でアンドレというハンサムな銀行の理事長と知り合い、急速に彼に惹かれていく。しかし情熱を分かち合った直後、なんの説明もなく彼は姿を消した。そんなとき、ベサニーは妊娠に気づいて……。
ある晩、帰宅したプルーはハンサムな侵入者に遭遇する。彼の名はカリム。行方不明の妹の手がかりを求めて彼女に会いに来た、アラブの国のプリンスだった。困惑する彼女を彼は尊大な口調で脅した。「いっしょに来なければ、君は後悔することになる」
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- 頁数
- 352頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年07月20日
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- 定価
- 1,284円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年07月06日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-80630-7
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- 書籍番号
- Z-30
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モニター
1冊で3作品が楽しめる! ということで、得した気分で読み始めたのですが、2作目の『誘惑のローマ』を読んでいて気づいてびっくり。『完全なる結婚』でヒーローの弟だったアンドレのお話だったんです! 兄の事故の陰で自分も大変な思いをしていたんですね。エピローグでは、兄夫婦とのやりとりもあって、懐かしく思いながら読み終えました。他の2作品もよかったですが、アンドレと兄夫婦のお話が1番のお気に入りです!
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モニター
3つのお話が入ってとってもおトクです。1作目の強引ながらも繊細で複雑なヒーローにキュンキュン。2作目は2人の大人なやりとりがオシャレ。3作目は絶妙なすれ違いにヤキモキ。どれもとても楽しめます。
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こゆき
読んでてハラハラするストーリーで、お互いの気持ちを誤解したままなので、こちらが焦れったいって感じてしまいました。3話も読めてとてもお得感がありました。
イングランド北部の町に生まれ、現在は息子と娘、2人のかわいい孫がいる。自分が読みたいと思うような物語を書く、というのが彼女の信念。ハーレクイン・ロマンスに登場する前から作家として活躍していたが、このシリーズによって、一躍国際的な名声を得た。他のベストセラー作家から「彼女に憧れて作家になった」と言われるほどの伝説的な存在。
アメリカ、オレゴン州出身。2005年デビュー作『許されない口づけ』で、たちまち人気作家の仲間入りを果たす。愛はほかのどんな感情よりも強く、苦しみを克服して幸福を見いだす力をくれるという信念のもとに執筆している。13歳のときからロマンス小説の大ファン。大学在学中に“生涯でいちばん素敵な男性”と知り合って結婚した。18歳の夏に家族で訪れたヨーロッパが忘れられず、今も時間があれば旅行を楽しんでいる。
イギリスの作家。ウェールズ北西部のアングルジー島の農場に住む。毎日3キロほどのジョギングでリフレッシュし、執筆のインスピレーションを得ている。夫と元気な男の子が2人。それに、いつのまにか居ついたさまざまな動物たちもいる。もともと小説を読むのは好きだが、今は書くことに熱中している。