ハーレクイン・シリーズ
アテネから来た暴君
君は僕のいとこから金をだまし取った!
いわれのない非難に、彼女はおののいた。
その夜、非常勤教師のサラはリヴィエラにあるクラブで 失踪した歌手の代役を務めていた──不似合いな化粧とドレスで。 歌い終えたサラが楽屋に戻ると、見知らぬ男性が訪ねてきた。 私を世慣れた女だと勘違いして誘いに来たのかしら? すぐに追い払おうとするが、サラはその男性、 ギリシア人実業家バスティアンからなぜか目を離せない。 「一緒にディナーでもどうかと思ってね」 まるでサラの返事がわかっているかのように、彼は微笑んだ。 その胸の内に暗いたくらみを隠したまま。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年01月20日
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- 著者
- ジュリア・ジェイムズ
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- 訳者
- 馬場あきこ
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年01月05日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13218-5
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- 書籍番号
- R-3218
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10代のころ初めてミルズ&ブーン社のロマンス小説を読んで以来の大ファン。ロマンスの舞台として理想的な地中海地方やイギリスの田園が大好きで、特に歴史ある城やコテージに惹かれるという。趣味はウォーキングやガーデニング、刺繍、お菓子作りなど。現在は家族とイギリスに在住。