ハーレクイン・シリーズ
平凡な容姿、きまじめさを象徴する眼鏡、本が友達だった高校時代。島の診療所で働く看護師フローラは、かつて島いちばんのお堅い優等生だった。医師が一人辞めて大忙しの診療所に優秀な代診医が来ると聞き、ほっとしたのもつかの間、やがて診療所に姿を現したのはかつて島いちばんの不良と言われたコナー・マクニールだった。フローラがひそかに恋い焦がれていたコナー。十二年前に島を飛び出したきりだった彼がどうして今ここに?いっそう危険な香りを漂わせ、セクシーになったコナーを見て、フローラは恐れおののいた。代診医って……まさか彼が?
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年02月20日
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- 著者
- サラ・モーガン
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- 訳者
- 朝戸まり
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-12421-0
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- 書籍番号
- R-2421
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- ミニシリーズ
- グレンモアに吹く風
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モニター
過去に囚われた危険な男コナー・マクニールの心をフローラが解きほぐしていくところが、なんともいえず素敵でした。また孤島の医師として活躍する場面も臨場感があり格好良かった!優等生として生きてきたはずのフローラが大胆な行動を取っていくのもドキドキして読み応えがありました。
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モニター
おとなしく、きまじめなヒロインが本当の愛に目覚めた時は、ニヒルなヒーローもたじたじになるほど、大胆。キュートなヒロインを思わず応援したくなります。
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モニター
良かった!!何度読んでもいい本でした。島で暮らす良い所が、一度の島の人々の信用をなくしてしまうと、逆になってましう所を本当に上手く書いています。そんな島で恋愛すると言うことは、皆に筒抜けになってしまい大変で、本当に結婚する気がないなら、無理。でもコナーは、魅力がありすぎて主人公は、不良と呼ばれてた過去があっても彼を好きにならずにはいられないのが本当、良かったです。
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モニター
昔はワルだったヒーローとやはり昔は地味でおとなしいヒロインがまた故郷で出会う。あらすじを読んだだけでも好みの話だったので、期待もひとしおでした。ヒーローがすこしぶっきらぼうなところも心惹かれます。少しずつ二人の距離が近づいてくるのを読むのはとてもわくわくしました。読んだ後、これからの話も気になりました。続編などもあるといいなあ・・・と。
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モニター
島一番の不良が帰って来たとあって、島の住人による胡乱気な視線がコナー医師に突き刺さります。彼らはどんなに重症でも「彼には診て貰いたくないね」と反発する始末。一方、優等生の看護師フローラはコナーの過去や人柄を知るにつれ、コナーへの誤解を解かなければと試行錯誤するのですが、その焦りの部分や、自分に手を出してこない不安も含めて手に汗を握りました!展開が気になり、一気読みしました。
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モニター
元不良のヒーローとまじめなヒロイン。不釣合いな二人が自分たちさえ気づかずに惹かれあっていくところが素敵でした。ロマンスだけでなく周囲がヒーローを受け入れていくところもきっちり描写されていて骨太の作品という気がしました。
イギリスのウィルトシャー州生まれ。看護師としての訓練を受けたのち、医療関連のさまざまな仕事に携わり、その経験をもとにしてロマンス小説を書き始めた。すてきなビジネスマンと結婚し、小さな男の子が二人いる。子育てに追われながらも暇を見つけては執筆活動にいそしんでいる。アウトドアライフを愛し、とりわけスキーと散歩が大のお気に入り。