ハーレクイン・シリーズ
裏切りのハネムーン
三人の無垢な花嫁 Ⅰ
屋敷が欲しいから君と結婚する――。こんな悲しいプロポーズがあるかしら。
オフィーリアが長く面倒を見てきた祖母が亡くなり、遺言状が読みあげられるときがきた。その席にリサンダー・メタクシスも立ち会うと知って、オフィーリアは内心腹が立ってならなかった。祖母が住んでいたマドリガル邸は、もとはメタクシス家の所有で、リサンダーはここを買い戻そうと躍起になっていた。とはいえ、彼が呼ばれる理由はないはずなのに。間もなく、驚愕の内容が明かされた。屋敷はオフィーリアとリサンダーに遺贈。ただし両者の結婚が条件。まさか。彼と結婚するなんてありえない。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年09月20日
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- 著者
- リン・グレアム
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- 訳者
- 漆原麗
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-12419-7
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- 書籍番号
- R-2419
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- ミニシリーズ
- 三人の無垢な花嫁
読者レビュー
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あり得ない結婚が条件の二人が、ときがたつにつれ惹かれあっていく描写がとても素敵に表現されてました。言葉とは、裏腹に御互いが好きになっていく状況。久々にドキドキしました。
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モニター
展開が速く、一気に読み終えました。ヒーローとヒロインの火花散るぶつかり合いや次第に近づいていく二人の様子に夢中になってしまいました。やっぱりハッピーエンドはいい!最後は暖かい気持ちで読み終えることができました。
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モニター
顔を合わせたら憎しみ合う2人が、いつ心が通い合うのかハラハラドキドキした。
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モニター
家とお金のための結婚。怒りの中での結婚生活なんてどうなるのだろうと最初からはらはらしました。
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モニター
億万長者でイケメンで今まで女性とつきあっても長くは続かないリサンダーと祖母の遺言に弄ばれ彼と結婚することになった屋敷の庭と園芸が大好きなオフィーリア。彼女は意外に気が強く、最初は傲慢と思っていた彼にも全然負けてなくて・・そんな二人のやり取りがおもしろくイッキ読みしちゃいました。
北アイルランド出身。ロマンス作家の中でトップクラスの人気を誇る。大学で法律学を学んでいた十八歳のとき結婚。この結婚は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚という経歴の持ち主。スリランカからの養子を含めた五人の子供を育てている。時間のあるときは大好きな庭仕事に励み、得意のイタリア料理の腕をふるう。