ハーレクイン・シリーズ
白い醜聞
蔑みながら私を求める非情な大富豪。
でもその瞳の奥には苦悩が滲んでいる。
親友から花嫁付添人になってほしいと懇願され、 アラナはクリスマス間近のニューヨークへ向かった。 だが結婚式直前、親友の兄でイタリア人実業家のニッコロから、 「ヌードモデルまがいの仕事をしていた花嫁付添人は認めない!」 と暴言を投げつけられ、アラナは屈辱に震えた。 なぜ真実を確かめもせずに勝手に決めつけるの? しかも彼は結婚式のあと、臆面もなくアラナを誘惑してきたのだ。 堪えてきた彼女の感情は、ついにクリスマスの夜に弾ける── 情熱の赴くままニッコロと一夜を共にする、という予想外の形で。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年11月20日
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- 著者
- シャロン・ケンドリック
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- 訳者
- 井上絵里
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年11月02日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13205-5
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- 書籍番号
- R-3205
読者レビュー
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モニター
ヒーローが妹の花嫁付添人であるヒロインを一方的に誤解し悪く思っていてひどいことを言い続けますが、ヒロインは気丈にもずっと耐えています。その後、誤解が解けますが今度はヒーロー側の事情もでてきて…。登場人物も少なくヒーロー視点の描写も多いのでお互いの揺れ動く気持ちがとてもわかりやすかったです。
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モニター
最初は再会した二人がお互いを気にしてるのに誤解してるので、読みながらやきもきしました。ニッコロがアラナの事を誤解して葛藤しながらも、情熱的で大胆に行動するところにドキッとしました。そして、意外にも家庭的な面にキュンとさせられます。心理描写で二人の心の動きが分かり読みやすかったです。
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のま
読みはじめは二人のやり取りから関係性が見えず、いまひとつだったのですが、読み進めるうちに続きが気になって一気に読んでしまいました。随所に出てくるイタリア語の甘い囁きがたまりません! 題名からは分からないですが、原題は「CHRISTMAS IN DA CONTI'S BED」で、クリスマス前から新年にかけてが舞台になっているので、これからの季節に読むのにピッタリだと思います。
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英国のウエストロンドンに生まれ、ウィンチェスターに在住。11歳からお話作りを始め、現在まで一度もやめたことはない。アップテンポで心地よい物語、読者の心をぎゅっとつかむセクシーなヒーローを描きたいという。創作以外では、音楽鑑賞、読書、料理と食べることが趣味。娘と息子の母でもある。