ハーレクイン・シリーズ
ゴンドラに乗って
ハーレクイン・ディザイア傑作選
ベネチアのカーニバルの夜、
仕組まれた出会いは──
内気なエリザベスは、おばの誘いでカーニバルに沸くベネチアを訪れた。 面倒見のよいおばの今回の旅のほんとうの目的は、 仮面舞踏会で姪と実業家ロベルト・ロベリを引き合わせること。 そんなこととはつゆ知らず、舞踏会に退屈したエリザベスは こっそり会場を抜け出した──月明かりの下、静かに漕ぎ出すゴンドラ。 幻想的な夜の風景にエリザベスはうっとりする。 そして、ゴンドラを降りてダンスの輪に加わろうとしたときだった。 「知らない人とダンスをしてはいけない」 突然、ゴンドラの船頭──ゴンドリエ──が割って入ったのだ。 実はゴンドリエに扮したその男性こそがロベルト・ロベリで……?!
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年10月20日
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- 著者
- イアリン・ロス
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- 訳者
- 中川洋子
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年10月06日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51728-9
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- 書籍番号
- D-1728 (初版D-311)
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- ミニシリーズ
- ハーレクイン・ディザイア傑作選
読者レビュー
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たけこ
2人の出会いのシチュエーションがドラマティックで、すぐに引き込まれました。ヒーローの誠実さにだんだんとヒロインも変わっていくストーリに無理がなくて、読んでいてとても素敵な作品だと思いました。
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モニター
歴史研究家でロマンス作家のアシスタントも務めている聡明なヒロインが、まるでロマンス小説から出てきたような男性に出会ったはいいけど、現実は先生の小説のように上手く行かないでしょうと警戒心全開なのが面白い。恋愛に溺れまいとするエリザベスと、どうにか彼女をその気にさせようとするロベルトの関係が良かったです。
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今までの活動分野はかなり多岐にわたる。無線を習ったり、ギターを教えたり、空手道場に通ったり、ロックグループでボーカルを担当したりしてきた。しかし、一貫して書くことが大好きだったという。彼女いわく、「私は単なる熱心な読者であるだけ。でも熱心な読者というのは、遅かれ早かれ自分も無性になにか書きたくなるものよ」