ハーレクイン・シリーズ
ローワンの母は大富豪オリーフの愛人という立場だったが、 オリーフは養父としてローワンを慈しみ、育ててくれた。 そんな彼と母が飛行機事故で行方不明になって1年が経つ── ローワンは覚悟を決め、遺品を整理するために二人の屋敷を訪れた。 そこにいたのは養父の息子ニコデマス──ローワンの初恋の人。 二十歳の誕生日の夜、口づけの後で彼はローワンを冷たく拒んだ。 きみはまだ大人の男の恐ろしさを知らない、などと言って。 時を経ても、彼は冷酷でセクシーだった。ローワンに向かって、 「屋敷に留まりたいなら愛人になれ。母親のように」と言ったのだ。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年08月20日
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- 著者
- ダニー・コリンズ
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- 訳者
- 川内真希
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年08月02日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13182-9
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- 書籍番号
- R-3182
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モニター
幼少時代の親との関わり方が原因で、お互い想いあっているのに、一歩踏み出せない二人。せっかく再会できたのに、お互いが早く正直な気持ちを言えばいいのにとやきもきしました。最後は、ハッピーエンドになりよかった!
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モニター
この作家さんの作品を初めて読みました。ロマンスの王道をいくような作品だったと思います。情熱的で傲慢なヒーローと、芯は強いけれど繊細で女性らしいヒロイン。お互い惹かれあっているのがハッキリしていながら、もどかしい展開が続きますが飽きさせません。素敵なエピローグが良かったです。
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モニター
お互いに、親のことで心を痛めているヒーローとヒロインで、好きなんだけど素直になれず、あ~離れてしまう…とハラハラして読みました、最後はお互いに心が通じてよかったとほっとしました。
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せんちゅり
一見意地悪そうなヒーローの登場の仕方かもしれません。ヒロインの強情そうな態度と相まってどこまでこじらせたまま行くのか不安になりましたが、ヒロインの事情がわかってからはヒーローと一緒にヒロインが魅力的に思えてきて、二人がとても可愛らしく応援しながら読みました。ヒーローも自分の考えに固執しないでどんどん事情を受け入れていって魅力的。派手さは少ないかもしれませんが、最後までさっぱりとした感じで読めました。
カナダ出身の作家。高校生のころにロマンス小説と出会い、小説家という職業はなんてすばらしいのだろうと思ったという。以来、家族の反対や“普通の”仕事に追われながらも、さまざまなジャンルの執筆に挑戦し、ついに念願叶ってハーレクインからデビューすることになった。まるでロマンス小説さながらの、ハッピーエンドを生きている気分だと語る。