未来化する社会 世界72億人のパラダイムシフトが始まった
エリック・シュミット絶賛!ヒラリー・クリントンの元参謀として世界80万キロを行脚した未来学者がロボット、暗号通貨、ゲノム…6つの産業がもたらす「これからの経済」を徹底予測。
著者:アレック・ロス /
訳者:依田光江
訳者:依田光江
近い将来、下半身麻痺をわずらう人がロボットスーツを着て歩けるようになったり、
ある種のガンだけを溶かす特効薬が登場したりするだろう。
次に来る波は、それまで未開拓だった経済分野を取りこんで、経済の主流に据える。
それが落ち着くまでのあいだ、先進諸国の中流層は翻弄される。
この本にはこれからの経済について書く。
イノベーションとグローバル化の次の波が、国と社会とわれわれ自身にどう影響するのかを知りたい人にぜひ読んでほしい。
「はじめに」より
“激動の時代、アレック・ロスはこの先に何が起こるかを鮮やかに見通してくれる”
——エリック・シュミット(元Google CEO)
“経済、政治、社会の未来を知りたいなら、ロスの見識は最良の手引きとなるだろう”
——リード・ホフマン(LinkedIn創業者)
“まるでTEDカンファレンスの会場で最も賢い講演者が隣から語りかけているようだ”
——《フォーブス》誌
[目次]
はじめに
1 ロボットがやってくる
2 ゲノムの未来
3 通貨・市場・信用のコード化
4 コード戦争(ウォー)時代
5 情報化時代の原材料——データ
6 未来の市場の地勢
終わりに この世で最もだいじな仕事
謝辞
[巻末]原注