わたしの全てのわたしたち
若い世代に絶大な人気を誇る詩人・最果タヒと、YA文学翻訳の第一人者・金原瑞人の共訳で贈る、詩で綴られた珠玉の青春小説。2016年カーネギー賞受賞作!グレースとティッピは16歳──腰から下がつながった結合双生児だ。普通とはちがう幸せな日常、初めての学校生活、友情、恋、そして別れが、一人語りの詩によって、みずみずしく、せつなく、描かれる。
「わたし」として世界を見ること、考えることを諦めない時、「わたし」は詩になるのだと思う。本当の意味の「詩」にあふれたこの本に関わることができ、幸せに思います。
(最果タヒ)
いまこの本を訳すとしたら、この方法しかない。
そんな気がする。
(金原瑞人)
装画 西山寛紀
ブックデザイン 祖父江慎+コズフィッシュ
2016年の児童文学賞を総ナメ! このほかノミネートも多数。
WINNER OF THE CILIP CARNEGIE MEDAL 2016(カーネギー賞)
WINNER OF THE YA BOOK PRIZE 2016(YAブック賞)
WINNER OF THE CHILDREN’S BOOKS IRELAND BOOK OF THE YEAR AWARD 2016(アイルランド児童文学賞)
WINNER OF THE CBI BOOK OF THE YEAR AWARD 2016(CBI ブック・オブ・ザ・イヤー賞)
WINNER OF THE CLiPPA POETRY AWARD 2016(CLiPPA ポエトリー賞)
WINNER OF HEA NOORTERAAMAT 2017(エストニアの児童文学賞)
対象:中学生 ~ 一般
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