ヴァシーム・カーン
1973年ロンドン生まれ。ムンバイで10年暮らす。2015年に作家デビューを果たして以来、インドミステリを多数発表。2021年に『帝国の亡霊、そして殺人(原題:Midnight at Malabar House )』(早川書房)で英国推理作家協会賞ヒストリカ ル・ダガー賞を受賞した。本シリーズは1997年に、ムンバイで通りを歩いている象を見て発想を得たという。現在はユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの治安・犯罪科学科に勤務している。