クラム・ラーマン

パキスタン生まれ。1歳でイギリスに移住しロンドン西部で育つ。IT企業の役員をしながら執筆活動を始め、デビュー作となった『ロスト・アイデンティティ』(原題“East of Hounslow”)が2018年CWA(英国推理作家協会)賞新人賞と2021年MWA(アメリカ探偵作家クラブ)賞ペーパーバック部門にノミネート、ジェイ・カシーム・シリーズ2作目となる本書(原題“Homegrown Hero”)が2019年CWA賞イアン・フレミング・スチール・ダガー賞にノミネートされるなど高い評価を得ている。現在はイギリス南東部バークシャーに妻と息子ふたりと暮らす。